ドードーが絶滅した原因は射殺?生態や種類について調べてみた!

絶滅鳥類
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こんにちは、カポです。

絶滅してしまったドードーという鳥をご存じですか?

名前だけ聞いても「。。。」という人が多いのではないかと思いますが

実は、「不思議の国のアリス」や映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」、「ドラえもん のび太と雲の王国」にも登場したスターなんですよ。

しかし、最後は人間の影響でこの世から姿を消したと言われる残念な鳥

今回は「ドードーが絶滅した原因は射殺?生態や種類について調べてみた!」ということで深く掘り下げてみました。

 

ドードーが絶滅した原因は射殺?

ドードーの生息地は、マスカリン諸島

日本から約10000km離れた

マダガスカル共和国沖のモーリシャス島、レユニオン島、ロドリゲス島でした。

 

そこは、緑生い茂る隔絶した孤島

これといった天敵も無く、ドードーにとってはパラダイスだったようです。

大航海時代の初期1500年代に、ポルトガル人の入植によって、ドードーが発見されると

  • 地上をゆっくりと歩き、空は飛べない
  • 敵がいなかったので警戒心が薄い

といった理由で、入植者のかっこうな食糧になってしまいます。

世界で初めてドードーの存在を紹介した、オランダ人のファン・ネック提督は、「航海日誌」のなかで、ドードーの肉は、煮込むと硬くなり美味しくなかったと記していました。

当時は、危険を冒さずに捕獲できたドードーは、栄養源として重宝されたようです。

さらに、船によって持ち込まれた犬や家畜、ねずみなどに、雛や卵も次々に食べられてしまい、追い打ちをかけるように、島では森林の開発も進み、生息地を奪われて、ドードーは急速に数を減らしました。

というのが、絶滅した原因とされてきましたが

しかし最近になって、絶滅したドードーの3D画像の頭の部分から、たくさんの鉛玉が発見されました。

出典:BBCニュース

白い部分が、散弾銃の鉛玉です。

これって射殺じゃないですか(T_T)

 

詳しい原因については、今後、ウォーリック大学の研究チームによって、医学分析されていくようですが

ドードーが絶滅した原因には、射殺による狩りもされていたのではないかと、推測されています。

1681年の目撃を最後に、発見からわずか150年程で、ドードーは地球上から姿を消しました。

 

ドードーの生態

大きさは、約1mほどでかなり巨大な鳥

体重は20kg前後のずんぐりした体形で

主な食べ物は木の実や種子、果実でした。

見た目は、顔面むき出しで、額のあたりまで皮膚で覆われ、翼や尾っぽは、退化してほどんどなかったといわれています。

また、飛べない鳥だったので、巣は地上に作り、卵1つを大切に育てたとされています。

目撃情報や研究材料が乏しいゆえ、まだまだ解明されていない生態が多く、謎に包まれた鳥と言えるでしょう。

ドードーの名前の由来は、ポルトガル語で「のろま」「のろい」から来ていて、速く走ることが出来なかったという様子が伺えます。

このような生態からも分かるように、おっとりとしていたドードーは、また絶滅を早めてしまったのではないでしょうか。

 

ドードーの種類

ドードーは、3種類いたとされ、生息していた島によって、その生態は少し違っていたようです。

 

モーリシャスドードー

その名の通り、モーリシャス島に生息していました。群れで生活をして、羽の色はグレーと言われています。

ドードーの中でも、モーリシャスドードーが一般的

「不思議の国のアリス」でもモーリシャスドードーが描かれているようです。

 

ロドリゲスドードー

生息地はロドリゲス島

ロドリゲスドードーは、他のドードーと違い、単独で行動し、くちばしは短く、足や首が長かった見た目から、他のドードーとは、別の種類なのではないかと、学者の中でも意見が食い違っていたそうです。

 

レユニオンドードー

生息地はレユニオン島

生態や習性は、モーリシャスドードーとほぼ同じで、違いは、羽の色が白かったこと

1670年頃のピーター・ヴィトースの図によると、かなり太っていて、翼や顔の部分に黒い斑がないと記されています。

また、17世紀に描かれていた図や記述には、他の2種類だけしか残っていなかった為、1750年頃には絶滅したと言われています。

 

まとめ

「ドードーが絶滅した原因は射殺?生態や種類について調べてみた!」ということで、まとめてみました。

人間の手によって、絶滅してしまったドードーですが、近年の科学技術の進歩によって、復活することが出来る可能性も見えてきているそうです。

しかし、一番大切なのはことは、これ以上動物たちが、人間によって数を減らしてはならない事ではないでしょうか。

ご覧いただきありがとうございました。

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