こんにちは、カポです。
令和元年10月22日、「即位礼正殿の儀」が29年ぶりに行われました。
各国からたくさんの賓客が招かれ、テレビでは王妃の方々の、ドレスやティアラを紹介
どの国の王妃も、素敵なドレスにティアラを装っていましたね。
なかでも女性なら一度は、着けてみたくなる頭上で輝くティアラ
しかし、そもそも何なのか?
意味や由来って何だろう?
そんな疑問がふつふつと湧いてきまして、ティアラの由来とは?歴史や皇室との関係についても調べてみました。
ティアラの歴史
ティアラの始まりは古代のエジプト
発掘された皇族のミイラは、ティアラを着けていたそうです。
その後、古代ギリシャ時代には、高い身分の証としてティアラを装うようになりました。
中世のヨーロッパになると、貴族の盛装には欠かせないジュエリーとして、ティアラは必須アイテムと変わっていきます。
結婚式に着用されるようになったのも、この頃からとか。

なるほど。。
18世紀のイギリスでは、ティアラはもっとも人気のあるジュエリーになったそうです。
故ダイアナ妃が、結婚式に着用していましたね。とても綺麗でした!
またフランスで、ティアラが人気になった理由として、ナポレオンが現れます。

ナポレオン?
彼は、王冠やティアラがこれ以上にない、強力な権力の象徴であると考え、国家行事には宮廷の女性達すべてに、ティアラを着用するように義務付けたそうです。
アメリカでは南北戦争後、富裕層が増えて、憧れのヨーロッパに訪れる際には、女性はティアラを着用するものであると買い求め、パーティーに参内したと言われています。
20世紀に入ると、ティアラは皇室や貴族のものだけには、ならなくなりましたが、
70年代以降はファッションがカジュアル化して、ティアラの姿は減っていったそうです。
ブーム再来?
日本でのティアラの起源は、130年前にさかのぼるそうで、歴史は浅いです。
明治19年、近代化を進める欧化政策の中で、宮中における女性の正式な服装が、洋装と定められました。
最近では、眞子様、佳子様の二十歳を祝う際に、着用されたティアラの姿が印象的ですね。
SNSを通して、その姿を見た女子から、ティアラの人気が急上昇しているのだとか。
結婚式はもちろん、パーティや誕生日など、特別な日にティアラを装う女性が増えたみたいです。
デザインや種類が豊富にあり、レンタルサービスもあるそうで、手軽さがブームのきっかけになったのかもしれないですね。
今後は、洋装には欠かせないヘッドドレスになりそうな予感がします。
ティアラの由来
ティアラには、たくさんの宝石が散りばめられています。
キラキラして美しい。。
このキラキラを、古代の人は「夜空に輝く無数の星」と考えていたそうです。
そして、この光輝く夜空には神がいると信じられ、大切な儀式の際には、夜空の下で行われるようになりました。
愛を誓う時も、この星の下だったみたいです。
時代が進むにつれて、屋外から屋内で大切な儀式が行われるようになりました。
しかし屋内になると、大切な夜空が見えなくなってしまうので、ティアラを創ることで夜空を再現したと言われています。
とってもロマンティックですね。
ちなみに、シャンデリアも夜空を再現して創られたと言われています。
世界一高額なティアラ
さて、ティアラというと宝石がふんだんと使われていて、見るからに高額であるのは分かります。
デザインが違えば、価格も変わってくると思いますが、一番高価なティアラはいくらなのか気になります。
調べてみると、現在最高額は1128万スイスフラン、日本円で約10億3800万円!!

。。。
このティアラは、フランス皇帝のナポレオン3世の妻ウジェニーが、所有していたとされるものだそうです。
特徴は、大きなエメラルドとダイアモンドがあしらわれていていること。
持ち主が、ナポレオンの妻というところで、値が上がったのでしょうか?
凄い金額ですね(汗)
まとめ
ティアラの由来とは?歴史や皇室との関係について調べてみました。
その昔は、高い身分でないと着用できなかったティアラですが、現代では手軽に手に入れることが出来るようになりました。
キラキラと輝くティアラが、女性にとって魅力的であるのは、どの時代でも変わらないようです。
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